会社の先輩(女性)の、学生のころの実体験。
学校から帰ってみると、家にだれもいなかった。
先輩はとくに気にすることもなく、父親の3畳ほどの広さの書斎にある電話で友達とおしゃべりをはじめたが、その途中で、電話相手の友達がなにか音しない?と言った。
カチカチカチカチ
と、ちょうど電話機のフックを連打する音に似たその音は先輩の耳にもききとれたが、混線でもしてるんじゃない?とあまり気にかけなかった。
そのカチカチ音も、30秒くらいの間隔で数回鳴り続けたあとで止まった。
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