2018年05月

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90 :ハルニレ:2016/10/23(日) 01:08:27.79 ID:jbXAvff8

ある病院に一人の男がいた。男はその病室で泣いていた。 
その男の隣のベッドには彼の妻が眠っていた。 
そして、彼は彼女に会うことになる。 
彼女とは彼の妻の向かいの病室にいた少女だった。 

その少女はずっと眠ったまま目を覚まさなかった。 
すると看護婦の声が聞こえてきた。 
「彼女、血が足りないんでしょう?可愛そうよね!!」 
「そう、両親の血液も合わなかったそうよ。彼女の血液型は?」 

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878 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/18(木) 12:32:58 ID:zjqKxW6C0 

大学生のころ、とある原生林で植物の調査をしていました。 
毎週通うので何か変化があるとすぐ気づきます。 
ある日、下山中ものすごく生臭い悪臭に気づきました。さらに 
多数のハエが飛んでいます。 
 

【大学生が植物の調査で山の登ったらアレを発見した!】の続きを読む

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48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/21(日) 13:46:17.71 ID:uH6mbzLG0
機械が人間以上の知能を得た時代。人々はなんでもロボットに任せていた。 
仕事もしなくていい。食事も作らなくていい。人間は毎日楽しく過ごすことができていた。 
いつものように、人々はに言う。 

「仕事に行ってきてくれ」 
「カシコマリマシタ」 

何の口答えもせずにロボットは従う。もはやロボットは人間の奴隷なのだ。 
ロボットはロボットを作り、人間は人間を増やしていった。 

【ロボットが人間の知能を上回った結果・・・】の続きを読む

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29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/21(日) 13:30:50.82 ID:uH6mbzLG0
エヌ氏は精神科の院長を務めている。小さい町だがそこそこ繁盛していて客からの信頼も厚かった。 
ある日、エヌ氏のところに一人の女性がやってきた。 

「先生、あたし、最近よく眠れないの」 

「何かお悩み事でも?」 

「いえ、悪夢です。夢の中で空がだんだんと赤く滲んでいくのです。最後にはあたりが真っ赤になって……」 

エヌ氏は心の中でため息をついた。このところこのような症状の患者ばかりなのだ。 

【小さな町の精神科医にやって来る患者の症状・・・】の続きを読む

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135: 創る名無しに見る名無し:2010/10/20(水) 21:58:47 ID:bYcpIdfS

年末、久しぶりに家族全員が揃った。昨年、一昨年は兄貴に急な手術が 
入ったために帰省できず全員揃わなかった。 

兄貴は小さい頃から物を直すのが得意だった。 
お気に入りの時計、お気に入りのラジカセ、壊れると直るまで何日かかっても 
結局直してしまった。一度直すと決めたら最後まで直そうとする、そんな兄貴に 
医者という職業は天職なのかもしれない。 


【小さい頃から物を直すのが得意だった兄貴が・・・】の続きを読む

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344: 17歳:2011/03/31(木) 21:12:38.93 ID:nNCIenOo

「やりたいことは、見つかりましたか??」 
テレビの画面から、17歳の私が語りかけてくる。 
私はその声を聞きながら、やりたいことをイメージしてみるが、どうもうまくいかない。 

日々ぼんやりと流れるままに過ごしている私には、少々酷な質問だ。 
獣医さんになりたいと考えたことはあるが、それは単に動物が好きだからであって、 
一生をその仕事に捧げる覚悟があるか、と問われると簡単には「はい」と言えない。 
ぼんやりしていると、また17歳の私が問いかけてくる。 
「もしかして、結婚してたりしますか??なんちゃって」 

【17歳の自分からのビデオレター・・・】の続きを読む

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320: 創る名無しに見る名無し:2011/03/04(金) 13:42:12.83 ID:lEcKrWVG

真夜中に目が覚めた。こんな事を言っても誰も信じられないだろうが、
天井に悪魔がいてボクに話しかけた。 
「オマエに特別な能力を与えよう」 

夢だと思っていたボクは驚きもせずに聞き返した。 
「特別な能力?それはなんだい?」 
「夜の21時にウソをついてみろ。それが本当になる」 
「ウソが本当になる?」 
「そうだ。ただし今日から3日間、毎日必ず21時にウソをつけ。3日間だけウソが本当になる。」
 
悪魔は続ける。 
「唐突にウソをついてはいけないぞ。その時の会話の流れの中でウソをつくんだ。そうしなければ…」 
「そうしなければ?」 
「オマエの命を頂く。」 
命を頂く?まったく悪魔らしいセリフだな。 
「オーケー。分かった。ボクは3日間必ずウソをつくよ。でも、21時に話す相手がいなかったら?」 
「心配するな…必ず誰かがオマエに話しかける。取り引き成立だな…」 


【悪魔と契約した男が最後についたウソ・・・】の続きを読む

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317: 創る名無しに見る名無し:2011/03/01(火) 00:20:23.28 ID:EKJfA/g6

「おじいちゃん、ワープってなに?」 
「一瞬で遠くまで行くことができる夢のような技術さ。でもまだ、できることは証明されていないんだ」 
優秀な科学者である老人は、孫であるエヌ氏の質問に少し寂しそうに答えた。 

エヌ氏が生まれた時代には、移動技術は大いに発展していた。
だれもが安全に、音以上の速さで目的地にたどり着く装置を持っていた。
しかし、究極の移動技術であるワープには到底及ばなかった。
 

【一瞬でワープすることが出来る装置を作りました→結果wwww】の続きを読む

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183: 創る名無しに見る名無し:2010/11/16(火) 23:53:53 ID:obA7G3wU 

近い将来、小惑星がぶつかって地球が滅亡するとの
ニュースを耳にした人々は、我先にと安楽死の薬を求めていた。
男たちは安楽死の会場で働く係官である。人々に安楽死の薬を手渡す業務を担っていた。
 
「早く死なせてくれ」 
「楽に死にたいわ」 
人々はそう口にした。


【【悲報】地球滅亡のニュースが流れてしまう・・・】の続きを読む

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412:創る名無しに見る名無し:2011/05/31(火) 20:41:13.56 ID:SYQ1JdmM

「まもなく、一番線に快速××行きが――」 
抑揚のないアナウンスがホームに響いている。おれはそれを聞き流しながら深い溜息をついた。 
入社して一年、上司にいびられ、仕事に追われ、そんな毎日だった。 

あの頃の青臭かったが、希望にあふれていた思いはどこへやらだ。
今ではすっかりうらぶれてしまった社会人だ。 
ドアの開く甲高い音が聞こえた。いつの間にか到着していたらしい。
終電間際だというのに、車内は満席だった。 



【あの頃に戻りたいと思った男の末路・・・】の続きを読む

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755 :歯型:2007/08/19(日) 03:31:23 ID:RlZMVhLr0
焼き鳥屋のオヤジから聞いた話。 
オレは居合わせた事はないんだけど、近くに警察の寮が有るらしく 
若い警察官が結構連れ立って飲みに来るそうで、そんな客の警察官が話してくれたそうだ。 

自殺とかの第一報が入ると、真っ先に制服の警官が駆けつけるらしいのだが 
その警官が見たのは、男女の首吊り心中の現場だった。 
覚悟の上での首吊りだったらしく、二人とも後ろに両手を廻して縛ってあって並んで首をくくったらしいのだ。 

【オヤジが警察官から聞いた首吊り心中の話が怖すぎる・・・】の続きを読む

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71 :創る名無しに見る名無し:2016/07/12(火) 01:24:11.78 ID:vQ9t3WWR

真っ白な面をかぶった道化師がいた。 
その道化師には恋人がいた。 

道化師はいつもその面をかぶっていた。表情はいつも読めない。 
道化師は恋人に、何故いつも面を被っているのかと問い詰められた。 
その時道化師は恋人に何も答えなかった。 
そして恋人は相変わらす面をかぶりつづける道化師に愛想を尽かした。


【道化師が恋した女性への愛情表現がヤバすぎる・・・】の続きを読む

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57 :創る名無しに見る名無し:2016/05/12(木) 03:32:34.62 ID:zYd1P1IW
先日公園で不思議な金庫を拾った男が嘆く。 

その金庫はどうやら専門家でもさじを投げるほどの 
不可解な構造で閉ざされているらしい。 

「どうしても中身が知りたい」 

執念のもとに彼は、金属のこぎり、溶接機、 
酸・アルカリ液、大槌、…ありとあらゆるもので 
金庫にダメイジをあたえる術をためした。 
しかしいずれの負荷に対しても 
この不思議なまで超強高度な 
金庫の前では歯が立たなかった。 


【どんな手段でも絶対に開かない金庫の中に入れていたもの・・・】の続きを読む

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54 :創る名無しに見る名無し:2016/05/08(日) 23:14:17.69 ID:qtWVGmzC
ある母親が高校受験を控えたわが子のため学校説明会に訪れた。 
日本全国でも特に一流と言われている超難関高校だ。 
面談の形で教頭が学校について説明をはじめた。 

「わが校では、すべての学問において 
世界的に通用するスペシャリストを教師として配属しております。」 


【エリート教育の最後に待ち受けていたもの・・・】の続きを読む

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23 :創る名無うしに見る名無し:2016/01/03(日) 17:32:43.33 ID:liMYct7J
「感情さえ持たなければ・・・」 

一体のロボットが、人が哀しむように泣いてる。 
その訳は、単純だ。感情を持ったからだ!! 

この感情という感情はタチが悪かった。 
昔の人間に、あったと言うものらしい。 


【感情を持ってしまったロボットの末路・・・】の続きを読む

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17 :創る名無しに見る名無し:2015/12/15(火) 19:58:28.06 ID:wGjRVdf5

私は今、とあるバスに乗っている。 
このバスは自分の人生が見られるらしい。 
但し、このバスは降りる事が出来ない。 
そして、このバスの定員は一人だけらしい。 
夜中に走ってるこのバスに乗ってしまったが 
このバスは何処に行くのか私には疑問だった。 
すると、運転手はこう言い放った。 

「お客さん。このバスはね、お客さんが生まれた時から  
 死ぬまでを走馬灯のように見せてくれるバスなんですよ・・・」 
【ある日、バスに乗ったら不思議な体験をした・・・】の続きを読む

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13 :創る名無しに見る名無し:2015/07/20(月) 20:15:21.98 ID:n3dl8Ir+
アタシはこの街で、ちょいとは名の知れた霊媒師だ。お望みならロックスターでも銀幕の大スターでも呼び出してあげるよ。 

「お願いだ!もう一度だけ母さんに会わせてくれ!頼むよ!あんただけが頼みなんだ!」 

普段は金でしか動かないアタシだけど、生き別れたアタシの息子も、生きてりゃこれくらいの年かと思うと、ついつい慈善の心が働いちまう。 


【名の知れた霊媒師に母親を降臨させた結果・・・】の続きを読む

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508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/11/25(土) 17:21

少し今迷ったが書いてみようと思う。 
つたない文章だけど興味のある人は読んで欲しい。 

以前、ある地方にあるアパートに住んでいたことがある。 
霊感とかは自分では全く無いと思うし、 
幽霊とか見た事は無かった。 

自分の住んでいた部屋は、6畳と、4畳半の2部屋があって 
一階の端の部屋、それまでは、ホントに何も無く、普通に暮らしてた。 

でもある日から突然、おかしい事がおき始めた。 
奇妙な音、4畳半の部屋で寝ていると6畳の部屋でだれかがボソボソしゃべっているような音。 

続きます。



510 名前:508 投稿日:2000/11/25(土) 17:31

最初は気にしなかった。 
というより、気味が悪くて考えないようにしてた。 
電気もつけっぱなしで寝るようになった。 

でもそれが、一週間、十日と続いてくると 
流石に気が参ってしまった。 
ノイローゼになりそうだった。 

仕事先から家には帰らずに同僚や、上司の家に泊まり歩く日が続いた。 
人には話せなかった。 
根性なし、度胸なしと言われるのが恥ずかしかったから。 

5日ぐらい帰らなかった。 
でも流石に訳を隠して人の家に泊まる続けるのもそろそろ限界だった。 

で、思い切って一人の同僚に訳を話した。 
不思議とすんなり信じてくれた。 
たぶん、自分に気を使ってくれたのだと思う。 
マジメにノイローゼ寸前だったから。 

続きます。

【家の中におかしい事が起こり始めた。怖くなってきたある日・・・】の続きを読む

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176: 94:2010/11/13(土) 22:48:11 ID:0eQaY+h9

その飲食店は、目立たない路地にひっそりと建っていた。
決して大きい店ではないが、それがかえって知る人ぞ知る名店といった印象を与えた。 
しかしその店を知っていても、食事をすることは容易なことではなかった。 
その店で食事をするには、会員証が必要だったのである。 

ある日、男がこの店に立ち寄った。 
「ここで食事ができるか」 
「はい。ですが、普通の方はご遠慮させていただいております。会員証をお持ちの会員でなければ」 
「なんだ、この店は会員制だったのか」 
「さようでございます」 
「では会員になるとしよう」 
「無理でございます」 
 それを聞いて、男は怪訝そうな表情を浮かべた。 


【会員制の飲食店に立ち寄った男。その先に待ち受けてたのは・・・】の続きを読む

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74 :創る名無しに見る名無し:2010/09/30(木) 18:16:52 ID:bmLVa2uo
「先生、いかがでしょうか?」 
「あなたの症状を総合して判断しますと『貧乏性症候群』でしょうな」 
「『貧乏性症候群』…ですか?」 
「ええ女性に多いのですが、輪ゴムをいくつも水道の蛇口に掛けておいたり、 
 食堂で爪楊枝を余分に失敬したり、一番多いのはいつ使うとも分からない 
 紙袋や空き箱をためこんだり…」 
「いえ、私はそんなことはしていませんが」 
「以前そういうことをしていたのに最近できなくなったとかはないですか?」 
「思い当たりませんな」 
「そうですか。大体の方はその収集作業ができなくなったことで発症するんですがねえ」 
「もう結構だ!」 

【ある日、医師の診断に激怒した男の話・・・】の続きを読む

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