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375: XXX ◆TqnDIIRxZU :2009/03/01(日) 09:20:41 ID:dVS4yZLt

場所は王宮議事堂。 
ここ数週間、国王、大臣、補佐官らは長い長い議論を交わしていたが、一向に答えは出そうに無かった。 
議題はこの世界恐慌を凌ぐ金策の方法である。 

この国は、王家の所有する国有地を民衆に農地や牧場として貸し与え、
野菜や穀物を輸出して経済を成してきた平和な国だった。 
ところが、先進国が“食の安全”とやらに気を使いはじめ、輸出が伸び悩みだす。 
収穫期を迎えれば、まだなんとかなると思われていたが、
収穫期前に取引先の大国が金融危機に陥り、連鎖式に大不況が広まった。 


「時期が悪い。早く金策を考えて乗り切らないと、国内に及ぼす影響が計り知れない。」 
「そうは言っても、我が国の野菜も果物も乳製品も生産を急には上げられない。金策と言ってもそうは無いぞ。」 
「ここは一つ、国王の資産に援助頂いては…」 
「不敬な上に馬鹿な奴め、この状況だと海外の資産家に二束三文で買い取られるのがわからんのか!」 

会議は紛糾しつつも全く前に進まなかった。 

【ある国の国王が考えた不況対策が秀逸すぎるwwww】の続きを読む