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48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/21(日) 13:46:17.71 ID:uH6mbzLG0
機械が人間以上の知能を得た時代。人々はなんでもロボットに任せていた。 
仕事もしなくていい。食事も作らなくていい。人間は毎日楽しく過ごすことができていた。 
いつものように、人々はに言う。 

「仕事に行ってきてくれ」 
「カシコマリマシタ」 

何の口答えもせずにロボットは従う。もはやロボットは人間の奴隷なのだ。 
ロボットはロボットを作り、人間は人間を増やしていった。 

ある日、問題が起こった。ロボットが一斉に故障をしてしまったのだ。 
完全に故障というわけではない。動けるし、話せる。しかし人間でいう脳の部分が破損したらしいのだ。 

詳しいことは誰も知らない。すべてをロボットに任せているのだから知るはずもない。 
ただただロボットは言う。私の代わりに働いて部品を買ってほしいと。 

人間はその部品の値段を聞いて驚いた。何十年働いても稼げるかどうかというほどの金額だったのだ。 
しかし直さなければ今までのような平和は送れない。人間は何百年ぶりに働き始めた。 

月日は流れた。 
いつものようにロボットは言う。 
「シゴトニイッテキテクダサイ」 


引用元:https://5ch.net/