ある病院に一人の男がいた。男はその病室で泣いていた。
その男の隣のベッドには彼の妻が眠っていた。
そして、彼は彼女に会うことになる。
彼女とは彼の妻の向かいの病室にいた少女だった。
その少女はずっと眠ったまま目を覚まさなかった。
すると看護婦の声が聞こえてきた。
「彼女、血が足りないんでしょう?可愛そうよね!!」
「そう、両親の血液も合わなかったそうよ。彼女の血液型は?」
それを聞いた後、男は彼女に合う血を探しに行った。
なぜなら、彼には秘密があったからだ。
その次の日、男は彼女に合う血を見つけて彼女に届けていた。
それから、暫く彼は彼女の所に決まって夜に来るようになった。
でも、彼女は目を覚ますことはなかった。
しかし、ある日、彼女は目を覚ました。
すると、彼女は自分の目の前に吸血鬼がいることに気付いた。
何故なら、彼はいつも夜に来て朝に帰っていたのだが、
この日は眠ってしまっていたのだ。
そして、彼女は恐怖のあまりカーテンを開けてしまった。
自分の命が彼によって救われたとも知らずに・・・
そして、彼はどんどん消えていった。
一枚の写真を残して・・・
そして、その写真を見た時、彼女は泣き崩れていた。
何故なら、彼のお陰で自分は助かったと言われたのと
彼女が死んだ彼の若い頃の妻とそっくりだったからだ。
引用元:https://5ch.net/
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