短編

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57 :創る名無しに見る名無し:2016/05/12(木) 03:32:34.62 ID:zYd1P1IW
先日公園で不思議な金庫を拾った男が嘆く。 

その金庫はどうやら専門家でもさじを投げるほどの 
不可解な構造で閉ざされているらしい。 

「どうしても中身が知りたい」 

執念のもとに彼は、金属のこぎり、溶接機、 
酸・アルカリ液、大槌、…ありとあらゆるもので 
金庫にダメイジをあたえる術をためした。 
しかしいずれの負荷に対しても 
この不思議なまで超強高度な 
金庫の前では歯が立たなかった。 


【どんな手段でも絶対に開かない金庫の中に入れていたもの・・・】の続きを読む

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13 :創る名無しに見る名無し:2015/07/20(月) 20:15:21.98 ID:n3dl8Ir+
アタシはこの街で、ちょいとは名の知れた霊媒師だ。お望みならロックスターでも銀幕の大スターでも呼び出してあげるよ。 

「お願いだ!もう一度だけ母さんに会わせてくれ!頼むよ!あんただけが頼みなんだ!」 

普段は金でしか動かないアタシだけど、生き別れたアタシの息子も、生きてりゃこれくらいの年かと思うと、ついつい慈善の心が働いちまう。 


【名の知れた霊媒師に母親を降臨させた結果・・・】の続きを読む

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176: 94:2010/11/13(土) 22:48:11 ID:0eQaY+h9

その飲食店は、目立たない路地にひっそりと建っていた。
決して大きい店ではないが、それがかえって知る人ぞ知る名店といった印象を与えた。 
しかしその店を知っていても、食事をすることは容易なことではなかった。 
その店で食事をするには、会員証が必要だったのである。 

ある日、男がこの店に立ち寄った。 
「ここで食事ができるか」 
「はい。ですが、普通の方はご遠慮させていただいております。会員証をお持ちの会員でなければ」 
「なんだ、この店は会員制だったのか」 
「さようでございます」 
「では会員になるとしよう」 
「無理でございます」 
 それを聞いて、男は怪訝そうな表情を浮かべた。 


【会員制の飲食店に立ち寄った男。その先に待ち受けてたのは・・・】の続きを読む

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49 :創る名無しに見る名無し:2010/09/23(木) 18:50:23 ID:08rYe5hE
「ねえN子、最近パパの様子がおかしいのよ」 
携帯から聞こえる母の口調は弱々しいものだった。 
「え、病気?」 
「よくわからないんだけど…」 
「いったいどうしたの?」 
「記憶がだんだんと無くなって行くみたいなの」 
「ええっ!アルツハイマー?」 
「そうなのかしら」 
「記憶って、どんな?」 
「家族のこと…昔のこと…」 
「どうしてわかったの?」 
「最近やたらといろんなことを聞いてくるようになったの。『お前の誕生日いつだったっけ』とか 
 『昔遊びに言った遊園地ってなんていう名前だったっけ』とか」 
「それただの物忘れじゃないの?」 
「私も初めはそう思ってたんだけど、今日ね…」 
「うん」 
「『お前の名前なんだっけ』って言うわけ。私悲しくなって…でも『何言ってるのよK子ですよ』って 
 笑ってごまかしたんだけど…」 
「ママ、早くパパを病院へ連れて行ったほうがいいわよ」 
「ええそうね、そうするわ」 


【父がアルツハイマーになった。怖くなって実家に戻ってみると・・・】の続きを読む

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47 :創る名無しに見る名無し:2010/09/23(木) 15:49:20 ID:08rYe5hE
今日はもう一つ、いいオチではないんですけど… 

【世界がもし100人の村だったら】 

「『世界がもし100人の村だったら』のみなさんの感想文、読ませていただきましたよ。 
 とってもよく書けていました。じゃあ今からお返ししますね」 

「M子ちゃん、ちょっと」 
「はい、先生」 
「少しお話があります。放課後、職員室まで来てくださいね」 
「はい…」 


【読書感想文について先生が放課後に生徒を呼び出した結果・・・】の続きを読む

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361 : 本当にあった怖い名無し[sage] : 2013/12/13(金) 04:57:12.78 ID:qc8gAIXi0
血がつながっていない遠縁に、やたらトーシツ(統合失調症)が多い一族がいる。 
多分遺伝だろうと思うんだけど、だいたいパターンは同じで 
学生時代は県で1、2番を争うほどの神童(医者や大学助教授になった人もいる)。 
30歳前後から少しずつ様子がおかしくなるんだ。 

その中に一人、現在60代後半のオジサンがいる。 
このオジサンは日常生活も困難なほど言動がおかしいのに 
投機だけは予知能力があるのかと思うほどズバズバ当てるんだ。 
【統合失調症のオジサンの話。でも一番怖いのは・・・】の続きを読む

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