短編

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    49 :創る名無しに見る名無し:2010/09/23(木) 18:50:23 ID:08rYe5hE
    「ねえN子、最近パパの様子がおかしいのよ」 
    携帯から聞こえる母の口調は弱々しいものだった。 
    「え、病気?」 
    「よくわからないんだけど…」 
    「いったいどうしたの?」 
    「記憶がだんだんと無くなって行くみたいなの」 
    「ええっ!アルツハイマー?」 
    「そうなのかしら」 
    「記憶って、どんな?」 
    「家族のこと…昔のこと…」 
    「どうしてわかったの?」 
    「最近やたらといろんなことを聞いてくるようになったの。『お前の誕生日いつだったっけ』とか 
     『昔遊びに言った遊園地ってなんていう名前だったっけ』とか」 
    「それただの物忘れじゃないの?」 
    「私も初めはそう思ってたんだけど、今日ね…」 
    「うん」 
    「『お前の名前なんだっけ』って言うわけ。私悲しくなって…でも『何言ってるのよK子ですよ』って 
     笑ってごまかしたんだけど…」 
    「ママ、早くパパを病院へ連れて行ったほうがいいわよ」 
    「ええそうね、そうするわ」 


    【父がアルツハイマーになった。怖くなって実家に戻ってみると・・・】の続きを読む

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    47 :創る名無しに見る名無し:2010/09/23(木) 15:49:20 ID:08rYe5hE
    今日はもう一つ、いいオチではないんですけど… 

    【世界がもし100人の村だったら】 

    「『世界がもし100人の村だったら』のみなさんの感想文、読ませていただきましたよ。 
     とってもよく書けていました。じゃあ今からお返ししますね」 

    「M子ちゃん、ちょっと」 
    「はい、先生」 
    「少しお話があります。放課後、職員室まで来てくださいね」 
    「はい…」 


    【読書感想文について先生が放課後に生徒を呼び出した結果・・・】の続きを読む

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    361 : 本当にあった怖い名無し[sage] : 2013/12/13(金) 04:57:12.78 ID:qc8gAIXi0
    血がつながっていない遠縁に、やたらトーシツ(統合失調症)が多い一族がいる。 
    多分遺伝だろうと思うんだけど、だいたいパターンは同じで 
    学生時代は県で1、2番を争うほどの神童(医者や大学助教授になった人もいる)。 
    30歳前後から少しずつ様子がおかしくなるんだ。 

    その中に一人、現在60代後半のオジサンがいる。 
    このオジサンは日常生活も困難なほど言動がおかしいのに 
    投機だけは予知能力があるのかと思うほどズバズバ当てるんだ。 
    【統合失調症のオジサンの話。でも一番怖いのは・・・】の続きを読む

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    94: 創る名無しに見る名無し:2010/10/09(土) 22:22:08 ID:d+ojtWDQ

    その部屋には、一人の男が一日中酒を飲んで過ごしていた。 
    とは言っても、今日は休日ではない。男はかなり前から会社には行っていなかった。 
    普通は、すぐにお金に困るはずだが、男はそうならなかった。 
    彼は鞄を持っていた。それは少し大きめでの色あせた、時代を感じさせる鞄だった。 

    もう一年ほど前になるだろうか。男がまだ会社にきちんと勤めていた頃。 
    彼はとても真面目な人物だった。真面目に働き、誤魔化しをしない。
    嫌がられている仕事を進んでやる。良い人の良い所ばかりを集めたような人物だった。 

    【一日中酒ばかり飲んで過ごしていた男の最後・・・】の続きを読む

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