268: 創る名無しに見る名無し:2012/11/12(月) 18:37:15.69 ID:PsIkqJGI
『…という訳で一週間後にあなたの命を頂いていきます
それまで身の回りの整理をしてて下さい』
軽い口調で死神はR氏にそう言った。
「私があと一週間の命で、あなたに殺されてしまうのは諦めましょう
でも一つだけ心配事があるのです」
R氏は不安そうに死神に言う。
「やっぱり死ぬ時は痛いんでしょうか?出来れば何の苦しみもなく死にたいのですが…」
『ご安心下さい、何の痛みもなく一瞬で死ねるコースと
ものすごい激痛を伴いながら死ぬコースと2つ用意しています
楽に死ねるコースで良いですね?』
「コース?は、はい、それで良いです…」
『分かりました!では一週間後!』
そう言い残して死神は消えていった。
変な死神が来てしまったと不安になるR氏。その時後ろから声が聞こえた。
『署名お願いします』
R氏が振り返ると白い服の見たこともない男がいる。
足元を見ると宙に浮いている。幽霊だということはすぐに分かった。
【余命1週間の男が死後の世界に署名した結果・・・】の続きを読む